パントテン酸の動脈硬化予防効果

パントテン酸には、血中の善玉コレステロールを合成促進する作用があるので、動脈硬化予防効果があります。

コレステロールには、善玉と悪玉の二種類がありますが、体に悪影響を及ぼすのは悪玉コレステロールです。

悪玉コレステロールがゼロになれば健康になれるわけではなく、悪玉コレステロールには、全身にコレステロールを行き渡らせる役割があります。

コレステロールは、体を構成するための重要な栄養素なのです。

しかし悪玉コレステロールが増えすぎると、余分なコレステロールが血管の壁に張り付いてしまい、動脈硬化などを引き起こす原因になります。

パントテン酸には、免疫抗体の合成を助ける作用があります。

細菌やウィルスに対する抵抗力が高まるので、様々な病気を防ぐ働きがあります。

中でも特に効果的なのが、悪玉コレステロールが原因で起こる動脈硬化の予防効果です。

パントテン酸には善玉コレステロールを増やす働きがあるので、悪玉を取り除いてくれるのです。

免疫力の低下、善玉コレステロールの減少によるのが動脈硬化なので、善玉を増やしてくれるパントテン酸は、動脈硬化予防にもってこいなのです。